◎にゅいにゅい野郎
時は2006年3月5日。
合格発表を4日後に控え、本来なら、精神的に不安定になるべき時期。
でも、こうして元気にブログやってました。
後期試験の勉強は放置というか、「なにそれ?」といった感じでした。
自習室を利用しに、久々に学校へ行った。
卒業式以来、初めてだ。
学校の自習室は、5時に閉まる。
んで、
4時くらいに到着した。
超VIP、おれ。
みんな朝から来てるのに、おれは終わる直前に登校。
だが実は、問題ない。
なぜなら、勉強しに行ったわけじゃないからだ。
そう、実は、真の目的は「ソフトテニス部の部室」。
部室に置き忘れたであろうテニスシューズの回収だ。
あと、ズボンの。
(後輩のU原君に運動用ズボンをパクられた。「返せ」と言ったら「はい」と言ったので、
「部室に置いといて」と言っておいた。気の効くあいつのことだ、もう置いてあるだろう)
そして部室に着いた。
鍵の暗唱番号をあわせる。
引退してから久方ぶりの部室だが、暗唱番号は覚えていた。
「1,2,3,4だよな。うんうん。」 (番号は仮)
と思ったら、なんか鍵が変わっていた。
前の鍵と違う。
ちくしょ、時代が移りかわりやがった。
悲しいものだ。
もうおれの知識が通用しなくなってやがる!!!
仕方がないので、後輩の部員に携帯でメールした。
「部室の番号ぉしぇて」
3人の後輩のアドレスを知っていたので、3人全員に送った。
ちなみに、「ぉ」とか「ぇ」とかは、
打つのが早くなるから便宜上そうしているだけで、別にギャル文字とかじゃありませんよ。
そりゃぁおれだって「お」とか「え」とか使いたいけど、「ぉ」とか「ぇ」の方が早く打てるもんね。
さて、しばらくしてから携帯を見ると、返信が。
ちなみに送った相手は
「ホスト」
「筋肉」
「コラッタ」
の3名。
全員2年。
一応紹介しておくと、
「ホスト」 ・・・ かっこいいうえに先輩を立てるいいやつ
「筋肉」 ・・・ 筋肉ムキムキで、口癖は 「バウ!」
「コラッタ」 ・・・ おれの元ペア。めきめき番手が下がっていると話題の注目株
さて、返信がきた。
From ホスト
「5,6,7,8です」 (番号は仮)
おお、ナイスだ。
古い鍵は「1234」で、新しく設置された方は、「5678」ね。
オーケー、把握した。
簡潔、かつ漏れのない内容に惚れ惚れとした僕は、
「ぉまぇほんといいやつ」
と返信しておいた。
感謝の気持ちは、あまり伝わらなかったかもしれない。
次の返信
From 筋肉
「5678です。今日鍵が無くなって今それ使ってるの」
ああなるほど、「1234」の鍵が紛失したから、急遽「5678」の鍵をかけたのか。
そういうことね。
適切な説明だ。
「今それ使ってるの」ってなんかオカマっぽいけど、まぁ許す。
『本来なら暗唱番号を知っているはずの先輩(おれ)』が番号を聞いてきたんだからね。
『おれが疑問に思っているであろう質問』にあらかじめ答えたわけだ。
筋肉のカタマリのくせに、めずらしく適切な対応をした。
そういうわけで、それなりに誉めておいた。(返信で)
これでもう答えはでたわけだ。
番号は「5678」。
理由は、「1234」の鍵がなくなったから。
だが、もう1人、コラッタの返信もあった。
もう意味ないけど、一応見ておいてやるか。
「1234ですよ (おでんの絵文字) 」
バカかこいつわ。
古い方の番号ならおれだって知っとるわ!
引退までは、主におれが鍵を空けてたっつの!
しかもおでんの絵文字とか、ナメとんのか。
ナメとんのかこのやろう。
ナメとるなこいつ。
ありえへん。
完全におちょくっとる。
たぶん、
「ぐへへ、taks先輩め、今までイジられた分、おちょくって復讐してやる。」
とでも思ったんじゃないかな。
まったく、いかんね。
教育がなっとらんね。
なんかおでんはムカツク。
仕方がないので、ネタに付き合ってやることにした。
ノリがいい。
おれいい先輩。
「ぉまぇはだめなやつだ
5678だょ正解は
まったくもぉ」
するとコラッタから返信が。
「 へ?なんでですか??(゜□゜;) 」
こいつ、バカかもしんない。
これ素だよ。
素でしらねぇんだ。
まったく、ダメなやつだ。
仲間はずれか、コラッタは。
仕方がないので、なぜだめな奴なのかを説明してあげた。
「今度ホストか筋肉に聞けばわかるよこのおたんちん!」
すると、コラッタくんから返信が。
「にゅーい」
きもっっ!!!!!!
なに「にゅーい」って。
まじきめぇ。
心なしか、あいつがそう言っている光景が想像できた。
結構、簡単に。
むしろ、あいつ言ってそう。
うん、あいつにゅーいにゅーい言ってそう。
にゅーいが似合う!
トイレの個室とかで
にゅーいにゅーい言ってそう!!
言ってるよあいつ絶対。
暗闇とかでも言ってるよ。
あいつかなりのニュイリストだよ。
にゅーい3段くらいの腕前だよあいつ。
まじきめぇ。
ちょっと軽蔑したし。
そういうわけで、思ったままを返信しておいた。
「きもい返事を考えたものだな」
すると、
「そんな…今日も勉強ですか??」
は?
「そんな…」 で済ませやがった!!!
ありえねぇ!!
あいつ絶対ありえねぇ!
先輩が、「きもい返事を考えたものだな」って、
わざわざ詠嘆の言葉を送ってやったのに!!
詠嘆だぞ詠嘆!
ふざけんな。
詠嘆に「そんな…」だけとか。
何この返信。
絶対にてきとうだ。
だっておかしいだろ。
「そんな…」の後に、間髪いれずに別の話題だぞ。
せめて改行くらいしてくれ。
例:
「今回のミスは完全に君の責任だ。本当に反省したまえ。むしろ死んでしまえ。」
「そんな…ところで今日はいい天気ですね」
・・・うん。
まさにこんな感じのむなしさ。
これほどまでにてきとうな流し方があったのか。
僕は驚いた。
てきとうすぎる。
むしろ、
嫌いな人への意思表示に使えるな。
「あなたのことが嫌いです」っていうオーラを、さりげなくだせる。
いただき。
ん?あいつおれのこと嫌いか?
そんで
「今日も勉強ですか?」
とかいう無難な文章。
なんだあいつ。
お見合いか。
オレ達、共に戦った仲じゃないのか?
困惑しながら、返事をしておいた。
「いや、今日『は』勉強
一週間ぶり」
これ事実ね。
この日、二次試験後、ほぼ初めて勉強した。
(といっても、1時間くらい)
そしたら、あのコラッタニューイのやろう、何て返してきたと思う?
僕の希望だと、
「1週間も勉強してなかったんスか!?
さすがtaks先輩っス!!尊敬ッス!!」
とか、
あえて、
「にゅーい」
とかが欲しかった。
それをあのにゅいにゅい野郎、
シカトしやがった。
まじありえねぇええええええ。
先輩のメールしかめとかありえねぇえええええええ。
許せん!
なんて無礼なやつだ!
もっと僕に構ってよ。
みんなもっと、僕に構ってよ。
あのやろう・・・・・。
話ふっといて、勝手に放置しやがった。
ほんとありえねぇな。
目上に対する敬意が足りん。
まぁおれに敬意をはらえっていうのも、少し酷だがね。
くそぅ・・・
うぜぇ・・・
あれか、彼女か?
彼女からメールが入ったのか?
あのかわいい彼女からメールが入ったのか?
だとしたら許せんな・・・・
あの彼女だとしたら本当に許せんな・・・・・
コラッタの彼女には嫌な思い出がある。
僕がある日、
「あのコかわいいよね、お前らの学年だろ?」
って言ったら、
コラッタじゃない後輩が、
「あぁ、ハイ。でも彼氏いますよ。」
つって、
「やっぱなぁ、そうなるわなぁ・・・」
みたいなやりとりがあった、その2週間後あたりに、
その彼氏というのがコラッタだということが判明したのだ。
コラッタのやろぉぉぉぉおおおお
ゆるせん!!!
ぶんなぐってやる!!!
このぼくをはずかしめおったな!!
あの野郎ほんとにいかん。
間違った情報を教えてきた挙句、
おでんでオレをナメて、
にゅーいとか言ってオレをおちょくり、
そして適当にオレをあしらって、彼女とイチャイチャめーる。
彼女と。
あの彼女と・・・・・
あれ、なんだろう、目から汗が・・・・・。
まぁそんなこんなで精神的ダメージを受けながら、部室に入った。
しかしテニスシューズない。
どこいった。
かなり探したけどなかった。
おいおい、捨てた?
まさか捨てたのか、後輩たちよ。
僕の相棒を捨てたのか!?
(相棒を半年以上放置していたのは僕です、こんにちは。)
まぁ、ズボンだけでも回収するか、とズボンを探した。
ズボンもない。
あれれ。
>(後輩のU原君に運動用ズボンをパクられた。「返せ」と言ったら「はい」と言ったので、
「部室に置いといて」と言っておいた。気の効くあいつのことだ、もう置いてあるだろう)
ぜんぜん気が効かないじゃんか!!
ちくしょぉ。
後輩どもめ、どこまでぼくをナメれば気がすむんだ・・・!
もう。
も、もうね、
にゅーい。(オチ)
ちなみに後日、
「ところであのとき
本当に彼女とメール?」
と送ってみたところ、
また返ってこなかった。
(´・ω・`) また彼女?
(´・ω・`) ねぇ、また彼女?
(´・ω・`)
(´;ω;`) ブワッ
さらに後日談。
とても遅れて、返信が来た。
「遅くなりました〜
先輩好きですよ
合格おめでとうございますっ」
・・・・・・・・・・。
ちんこついてるやつに好きとか言われてもしょうもないわ!!!
しかしまぁ、感動的なメールじゃないか。
美談じゃないか。
だが、このメールには続きがあった。
「うん、あの日は正直ちょっと会う約束が…」
(´@ω@`) なみだ枯れた
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