■ビクトリーえんぴつ■ ◎HOME◎
センター試験、いよいよ6日前。
だが僕は、旧帝大を目指す進学校の生徒のくせに、
何時間もかけて、
年賀メール、学年主任を降格させるためのアンケートチェンメ、などなどを作成した。
莫大な時間をつぎ込む僕を、人は「愚かもの」と言った。
確かにそうだ。
なにもこんな時期に道を踏み外さなくってもいいのに、といった感じだ。
が、ぼくはまたしてもやってしまった。
人の一生を決めるといってもいい大学入試。
そのセンター入試の直前、そしてみんな勉強に必死な進学校という点が重要だ。
この時期になるとやけに出回る、
「お守りメール。これを○○人に送ると合格します。まわさないと落ちます。」
みたいなクソメールにインスパイアされて作った。
ビクトリーメール。(勝利のメール)
あたまわるっ!!!!
完全な思いつきだ。
きっかけは、センター試験用のえんぴつを削っていたときだ。
その後、気づいたらメールを作成していた。
どういうことかは、後に実物を見てもらえばわかるだろう。
そして、アドレスを知るすべての刈高生(3年)に発射した。
もはや、どう思われるかなどということは考えていない。
みなが必死に勉強しているときこそ、こういうアホが活躍するべきだ。
以下が、送ったメール。
ポイントは、にじみ出るアホさだ。
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title: ビクトリーえんぴつ
まず上の画像をみてください!!
いま永田町で問題になっている「ビクトリーえんぴつ」をついに入手しました!
芯の部分が10cmあります!
「芯のある人間になってね、母より」という意味です!!
そしてこのビクトリーえんぴつで、なんと、「5」を書いてしまいました!
「5」を書く→合格!
かっきてき!!!
芯が折れるだろこれ、とビクビクしながら書いたので、絶対にごりやくがあります!
なまえはダサいけど、ビクトリーえんぴつは屈強なヤツですんで、
もう合格するしかないですね!
ただしビクトリーえんぴつの真のごりやくが欲しい人は、
「実はこいつ、ビクトリーえんぴつを持っているんじゃないか?」という、疑わしき人、
3人以上にこのメールをまわして下さい。
もしくは部屋で一人、
「ビクトリー!ビクトリー!」
と叫んで下さい。
そうすれば同様の効果が得られます。
ちなみに真のごりやくとは、
芯のごりやく、
すなわち
「長い芯」→「長芯」→「ちょうしん」→「長身」
つまり背が伸びることです。
(クジラは昔、フナほどの大きさだったが、ちょうしこいて500人くらいの人にビクトリー
メールを送ったためにああなった、という逸話が残っているほど。)
※ビクトリーえんぴつは、中国のある秘境にはえている樹に、3年に一度しか実のらない木ノ実です。
ですが、市販のえんぴつを削りまくると、それっぽくなってしまいます。(盲点です)
悪質な業者による偽物には十分にご注意ください。
(現存するビクトリーえんぴつは、日本では刈谷市に1本あるのみ)
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開きなおったアホだ。
アホすぎてかっこいい。
ぼくのキャラを分かってもらえないと、少し面白さは分からないか?
とりあえず、けなげにアホだなぁ、と、ある意味感慨深くなると思う。
あまりのアホさに感動した、という人もいたほどだ。
まぁ、ビクトリーえんぴつ(勝利の鉛筆)なんだから、縁起がいいし、OKだろ。
前半の口調も、本物のチェーンメールっぽい、独特の頭の悪さを再現できたと思っている。
いい感じだ。
ビクトリーっていう、安っぽい英単語も、いい味だしてる。
(中学校3年のとき、とある塾の生徒全員が、
VICTORYという文字が書かれたハチマキを頭に巻くことを強制させられた、
という、当時の僕のツボだった出来事も、無意識のうちに、影響を与えたのかもしれない。)
ちなみに経緯を言うとだね、
「センター試験本番を意識して、鉛筆で問題を解く」
→
「カッターナイフで鉛筆を削る」
→
「彫刻っぽいなぁ」
→
「わずかに残っていた芸術魂に火がつく」
→
「かっちょいい鉛筆に彫り上げよう」
→
「できた」
→
「うわなんだこれ、すげぇ芸術的」
→
「よぉし、写メに撮るぞぉ」
→
「なんて神々しいんだ・・・・」
→
「これはどう見てもビクトリーだな・・・・。」
ビクトリーメール完成。
キチガイじみている。
もうすぐ卒業というところで、ついに僕はキチガイっぷりを露呈しはじめた。
そろそろ周りに「あいつ、きちがい?」
と感づかれてるかもな・・・。
ちなみに、この国宝級の宝、ビクトリーえんぴつですが、
最新の情報が入りました。
その情報を告げて、終わりにしようと思います。
先ほど、
ふでばこに入れようとしたら折れた。
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